本研究室では,実世界と情報世界を融合することで,人間の行動や嗜好を理解して助ける気の利いた知的な情報システムの実現を目指しています. 基盤となる技術は,次の3点です. カメラやセンサなどによる実世界の計測・認識技術 実世界で起きている事象を理解するための学習・推論技術 システムから実世界に働きかけるインタラクションや制御の技術 これらの技術をベースに,画像認識,Internet of Things, スマートエネルギーマネージメントなどの多岐にわたる研究領域で研究を進めていきます.

スマートエネルギーマネージメント

電力発電や消費が分散化,個別化,双方向化しつつある電力システムの管理方法として,家庭,オフィス,工場,農場など,電力需要家向けエネルギーマネジメントシステムを主体とした分散協調型の新しい電力管理の枠組みの構築を目指し,個々の使用者の電力使用状況を知るための認識・推論技術,膨大な電力使用データを解析するためのデータマイニング技術,使用者の好みを伝えてシステムに反映するためのヒューマンインタフェース技術など高度ICT分野の様々な技術を横断した研究開発に取り組んでいく.

人工知能,機械学習

画像理解,パターン認識

知的センサネットワーク